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ミカサカメラのブログ

大阪府東大阪市 カメラ店/ソニーショップ 有限会社ミカサカメラのブログです

昔の写真はどの程度まで甦るのか。フィルムデジタイズを検証

今回はニコンのフイルムデジタイズアダプター「ES-2」を使って、
昔の写真を甦らせつつ、遊んでみようと思います。

フイルムデジタイズES-2の特徴は以下です。
・簡単
・カメラの画素数でスキャンできるため、並のスキャナより高画質
・ポジフイルム(リバーサルフィルム)のデジタイズはフルサイズ一眼レフとマクロレンズが必要
・ネガフイルムのデジタイズはD850のフイルムスキャン機能とマクロレンズが必要

さて、順番に検証してみましょう。


今回用意した機材はこちら
D750 + AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED + ES-2
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①ポジフイルムの複製

作例の撮影日は2004年、約15年前のポジフイルムです。
マウントアダプター部をスライドするだけで取り外しができるので、ポジフイルムの復元はとてもカンタンです。
20180604b.jpg
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一点だけ、注意点があります。
当店の蛍光灯は"写真店用の特殊なLED光源"を使用しているので、余計な色が残りません。
ご自宅の蛍光灯・電球の色温度やワット数によっては、特有の色が残ってしまう場合があります。
その場合には太陽光を使って撮影をすると良いでしょう。
20180604d.jpg

②ネガフィルムの複製

ネガフィルムのデジタイズはD850のネガフィルムデジタイズ機能を使用 とあります。

ホンマやろか??
先に結論から言うと、「簡単に復元できるけども、色を再現するためにはさらなる調整が必須」となりました。

機材はさきほどのD750のままで、とにかく簡単に復元する方法のみご紹介します。

ネガフィルムを撮影
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画像編集ソフトを立ち上げて
20180604f.jpg

イメージ→色調補正→トーンカーブ
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カラーのネガを選択
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完成!
20180604i.jpg

・・・実はこのやり方は「オリジナル」に忠実ではありません。
なぜなら、ネガフイルムには本来の色に加えて、ネガフイルム自体の色(オレンジ色)がのっています。
編集ソフトの性能に依存するので、たとえ「カラーネガ」モードを選択したとしても、完全な「オリジナル」の再現はできません。

「オリジナル」の色合いに近づけるためには、最初の工程でネガフィルムの色(オレンジ色)を消去したうえで、反転。
さらには彩度やカラーバランスを微調整するといった工夫が必須でした。

D850本体に搭載されているフイルムデジタイズ機能がどのくらいの性能を有するのか、今回は検証できませんが、
幾つかの作例を見る限り、おそらく「オリジナル」に完全に忠実、といったわけでも無さそうです。

ネガフイルム印刷機を所有しているお店はごくわずかになってしまいましたが、
「オリジナル」の再現を重視されるならば、餅は餅屋、写真は写真店へ持ち込んで欲しいと思います。


③他機種でフイルムデジタイズは使える??

最後になりますが、ES-2にはある程度の範囲で画角を調整できる設計になっています。
従って、画角の異なるマウントでも、あえて言うなら他メーカー製でもES-2は使えます。

ぜひフイルムデジタイズワールドをお楽しみ頂ければ幸いです。
最後までお読みいただき、有難うございました。

DC-G9 + M.ZUIKO ED30mm F3.5 + ES-2 + ステップアップリング
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(*掲載価格は掲載時点の価格であり、変更される場合がございます)
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